間嶋里美さんは、声優として活躍され、古谷徹さんの妻でもあります。
この記事では、間嶋里美さんのプロフィール、若い頃のお仕事、現在の活動について詳しくご紹介します。
【画像】間嶋里美の若い頃がかわいい!
間嶋里美さんは、1955年4月22日生まれの新潟県糸魚川市出身です。
高校在学中から演劇部に所属し、県大会で優勝するほどの実力を持っていました。
高校卒業後、上京して印刷会社に就職しますが、会社勤めをしながら夜間は演劇を学びます。
声優の道に進むきっかけは、劇団の講師から「声がちょっと変わっているから、声優向きじゃないか」と言われたことでした。
その後、会社を退職し、スナックでアルバイトをしながら、青二プロダクションの準所属となります。
1977年放送の『おれは鉄兵』第4話で声優デビューを果たし、その後、青二プロに正式に所属しました。
1985年3月、『ストップ!! ひばりくん!』で共演した声優の古谷徹さんと結婚。
古谷さんから「結婚したら声優の仕事を辞めて欲しい」と言われ、間嶋さんはこれを機に声優業を引退しました。
結婚時の写真がこちら。
左は若い頃の古谷さんですね。
現在は、引退前に演じたキャラクターの再演のみ行っているそうです。
間嶋里美の若い頃の活躍!演じたキャラがすごい
間嶋里美さんは、声優としてデビューした1970年代後半から1980年代前半にかけて、数多くの作品に出演しました。
『キャンディ・キャンディ』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『銀河鉄道999』など、今なお人気の高い作品にも名を連ねています。
少年役からお姉さん役まで、幅広い役柄をこなしていました。
1979年の『機動戦士ガンダム』では、ミハル・ラトキエ役とクム役を担当。
この作品で、後に夫となる古谷徹さんとも共演しています。
『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』にも出演し、声優としての地位を確立していきました。
1980年代の代表作
1980年代に入ると、『無敵ロボ トライダーG7』で主人公・竹尾ワッ太役を演じるなど、より重要な役柄を任されるようになります。
『ゲームセンターあらし』の主人公・石野あらし役や、『愛してナイト』の藤田五十鈴役なども好演。
色気のある大人の女性から元気な少年まで、声の演技の幅を大いに発揮しました。
『機動戦士ガンダム』のミハル・ラトキエ役は、劇場版でも続投。
1981年の『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』、2000年の『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 特別版』に出演しています。
また、『ゴールドライタン』のトンボ役や『タイガーマスク二世』の立花一也役なども、印象に残る名演技でした。
引退作となった『ストップ!! ひばりくん!』
間嶋里美さんにとって特別な作品となったのが、1983年の『ストップ!! ひばりくん!』です。
この作品で主人公・大空ひばり役を演じ、古谷徹さんとも共演しました。
実は、この作品がきっかけで2人は結婚。古谷さんからの申し出で声優業を引退することになったのです。
『ストップ!! ひばりくん!』は、間嶋さんの声優人生の節目となった大切な作品と言えるでしょう。
ちょうど声優としてのキャリアが10年目に差し掛かろうとしていた頃で、主役も務めるなど円熟期に入っていたのですが、惜しまれつつも声優の第一線からは姿を消すことになりました。
結婚・引退後は、古谷さんとの間に一児をもうけ、家庭に入っています。
間嶋里美の現在は何してる?現在の画像も
現在の間嶋里美さんは、基本的に声優業から引退した状態にあります。
ただし、古谷徹さんとの間で「引退前に演じたキャラクターのみ再演可能」という条件を付けているそうで、この条件に合致する場合は現在も声の仕事をしています。
再演として出演しているのは、主にゲーム作品。
『スーパーロボット大戦』シリーズでは、以前演じたビリン・ナダ役や竹尾ワッ太役で出演しています。
2011年の『SDガンダム GGENERATION 3D』や『機動戦士ガンダム オンライン』では、ミハル・ラトキエ役を久しぶりに演じました。
2019年にも、『スーパーロボット大戦T』にて竹尾ワッ太役を務めるなど、現在も時折声優として活動中。
とは言え、あくまで過去の役柄の再演のみで、新しい役作りは行っていないようです。
現在は、女優の仕事よりも家庭を大切にしながら、穏やかな日々を送っているのではないでしょうか。
2019年には、コロコロアニキのCMナレーションを担当したことも話題になりました。
現役時代にゲームセンターあらしの主人公を演じていた縁もあって、オファーを受けたのだそう。
CMでは、懐かしのあの声を聞くことができ、ファンにとっては嬉しいサプライズとなりました。
まとめ
間嶋里美さんは古谷徹さんとの結婚を機に声優を引退されました。
現在は第一線からは退いているものの、若い頃の輝かしい活躍は多くの人の記憶に残っています。
そして、今なお再演という形で声優の仕事を続けていることに、声優魂を感じずにはいられません。