スニーカーショップ「アトモス」の創業者として知られる本明秀文氏の経歴と学歴について詳しく解説します。
スニーカー業界の革命児とも呼ばれる本明氏の経歴・学歴などwikiプロフィールを見ていきましょう。
本明秀文のプロフィール
本明秀文（ほんみょう ひでふみ）氏は、1968年に香川県高松市で生まれました。
現在56歳（2024年6月時点）の本明氏は、スニーカー業界の第一人者として知られています。
本明氏の職業は実業家で、株式会社テクストトレーディングカンパニー（アトモス）の創業者です。
最近まで、フットロッカーアトモスジャパン合同会社のCEO兼CCOを務めていました。
本明氏は、スニーカーカルチャーの発展に大きく貢献した人物として評価されています。
その独自の視点とビジネス手腕で、日本のスニーカー市場を牽引してきました。
本明秀文の経歴がすごい！
本明秀文氏の経歴は、スニーカー業界の成長と密接に結びついています。
大学卒業後の就職
本明氏は、アメリカのフィラデルフィアにあるテンプル大学を卒業後、日本に帰国しました。
帰国後、本明氏は繊維商社のカキウチに入社します。
しかし、人間関係に恵まれず、約2年で退職することになりました。
カキウチでの仕事は面白いなと思っていたんですが、人間関係にあまり恵まれなかった。
https://www.fashionsnap.com/article/atmos-honmyo/
喧嘩をして、部署異動を命じられたり。
もう会社にいる意味がないかなと思って約2年で退職しました。
退職後、本明氏はB級品衣類を仕入れてフリーマーケットで売るビジネスを始めます。
代々木公園のフリーマーケットで、アメリカで10ドルで売られていたスニーカーが4万円で取引されているのを見て、ビジネスチャンスを感じたそうです。
カキウチで働いてた時に、先輩から『本明はこの会社で働いててもうまくいかないだろうし、俺がB品を売ってやるからフリーマーケットで売ってきなよ』と提案してもらい、製造過程で出たB品のスラックスなどをたくさん売ってもらって毎週のようにフリマに売りに行きました。
同じくフリマで物を売ってる人たちから代々木公園のフリマが良いという話を聞いたので、代々木公園に行ってみるとアメリカに住んでいた頃に10ドルで売っていたスニーカーや古着が4万円ぐらいで売られていたんです。
すぐに『これ儲かるやん』と思いました。カキウチで働いてた時に、先輩から『本明はこの会社で働いててもうまくいかないだろうし、俺がB品を売ってやるからフリーマーケットで売ってきなよ』と提案してもらい、製造過程で出たB品のスラックスなどをたくさん売ってもらって毎週のようにフリマに売りに行きました。
https://www.fashionsnap.com/article/atmos-honmyo/
同じくフリマで物を売ってる人たちから代々木公園のフリマが良いという話を聞いたので、代々木公園に行ってみるとアメリカに住んでいた頃に10ドルで売っていたスニーカーや古着が4万円ぐらいで売られていたんです。
すぐに『これ儲かるやん』と思いました。
チャプターの開店
1996年、27歳の時に本明氏は原宿のジャンクヤードにスニーカーショップ「チャプター」をオープンしました。
店舗面積はわずか2.7坪という小さなスペースでしたが、ここから本明氏のスニーカービジネスが本格的に始まります。
資金は家族から集めた300万円だったそうです。
しかも当時は、僕と妹、妻、たまに母ちゃんが手伝ってくれるという4人で回していましたから。途中から高校の同級生でプラプラしていた三上という友達も手伝ってくれることになって。初期メンバーの4人＋三上は黄金メンバーです。ずっと休みなしで働いていた。本当に情熱をかけて金儲けに取り組んでいましたね
https://www.fashionsnap.com/article/atmos-honmyo/
なんと1年目から7億5000万円ほどの利益を出したそうで、本明さんがどれだけやり手かわかりますね。
チャプターオープンの翌年1997年、本明氏はテクストトレーディングカンパニーを設立します。
この会社が後のアトモスの母体となります。
アトモスのオープン
2000年、ナイキから正規販売のオファーを受け、本明氏は「アトモス」をオープンしました。
アトモスは瞬く間に人気店となり、スニーカーファンの間で絶大な支持を得ます。
アトモスは国内外に店舗を拡大し、2021年8月期には売上高200億円を突破するまでに成長しました。
そして2021年8月、本明氏はアメリカの大手スニーカー小売店フットロッカーにテクストトレーディングカンパニーを約396億円で売却します。
退社と新たな挑戦
売却後も本明氏はCEO兼CCOとしてアトモスの経営に携わりました。
しかし、2024年1月31日付でフットロッカー アトモス ジャパンを退社することが決定しました。
退社後、本明氏は新たな挑戦を始めています。
2024年1月には、東京・大塚の老舗おにぎり屋「ぼんご」の右近由美子代表と共同で「こぼんご」という会社を設立し、新宿に系列1号店の「ぼんこ」をオープンしました。
また、ベクトルの顧問に就任するなど、スニーカー業界以外での活動も始めています。
本明氏は新たな挑戦について、具体的なコメントを発表していませんが、これまでのビジネス経験を活かした展開が期待されています。
本明秀文の学歴がエリート！
本明秀文氏の学歴について見ていきましょう。
高校時代
本明氏は中学時代に東京に移り住み、そこで高校生活を送りました。
高校時代の本明氏は、大学進学にあまり興味がなかったそうです。
本明氏は
「高校生の頃は大学へ行こうとは思っていなかった。」
と語っています。
浪人生活
高校卒業後、本明氏は1年間浪人生活を送りました。
この間、本明氏は進路について深く考えたようです。
両親から『勉強をする気がないならアメリカに行け』と言われたことから、アメリカに留学をします。
アメリカ留学⇒テンプル大学卒業
浪人後、本明氏はアメリカの大学へ進学します。
両親からの助言がきっかけだったそうです。
本明氏はアメリカ留学の決意について、こう語っています。
本明氏が卒業したのは、フィラデルフィアにあるテンプル大学です。
テンプル大学は全米439の総合大学のうち89位と、かなり高いランクの大学です。
大学では経営学を専攻していたと言われています。
まとめ
本明秀文氏は、スニーカーショップ「アトモス」の創業者として、日本のスニーカー文化に大きな影響を与えた人物です。
香川県出身の本明氏は、アメリカ留学を経て、27歳で独立。
わずか2.7坪の小さな店からスタートし、約25年かけてアトモスを世界的なブランドに育て上げました。
その過程で、ナイキとのコラボレーションや独自のマーケティング戦略を展開し、スニーカー業界に新風を吹き込みました。
2021年にアトモスを約400億円で売却した後も、スニーカー業界での活動を続けていましたが、2024年1月にフットロッカーアトモスジャパンを退社。
現在は、おにぎり店の経営やベクトルの顧問就任など、新たな分野での挑戦を始めています。