パリオリンピックでは、開会式から競技運営に至るまで様々な問題が発生し、炎上しました。
この記事では、各種炎上事例を詳細に解説します。
パリオリンピック炎上一覧まとめ!開会式関連の炎上
「最後の晩餐」を想起させる演出
パリオリンピックの開会式では、多様性を重視した現代的な演出が話題となりました。
しかし、その中でも特に物議を醸したのが、ドラァグクイーンやダンサーが並んだ様子がレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を連想させる演出です。
この演出は、一部の視聴者からキリスト教をやゆしているとの批判を受けました。
芸術監督のトマ・ジョリー氏は、「最後の晩餐」からの着想を否定し、オリンポスの神々に関連づけた異教徒の祭りを表現したと説明しましたが、批判は収まりませんでした。
マリーアントワネットの生首演出
開会式では、フランス革命時の王妃マリーアントワネットが自らの切断された首を持って登場するパフォーマンスも行われました。
この演出は、一部の視聴者に不快感を与え、特に歴史的な背景を考慮すると不適切だとの批判が寄せられました。
全身青色の男性(スマーフ)
全身を青く塗った男性が歌い踊る姿が放送され、「青いおじさんは誰」と話題になりました。
一部の視聴者からは、この演出が理解し難いと感じられ、SNS上で多くの議論を呼びました。
ドラァグクイーンの登場
多様性を重視した現代的な演出として登場したドラァグクイーンに対しても、一部の視聴者から批判的な声が上がりました。
特に保守的な視聴者層からは、オリンピックの場にふさわしくないとの意見が寄せられました。
イスラエル代表へのブーイング
開会式でイスラエル代表団が入場した際、一部の観客からブーイングが起こりました。
この出来事は、国際的な舞台での政治的緊張を浮き彫りにし、炎上の一因となりました。
選手の船での入場シーン
開会式では、大雨の中で選手を乗せた船が揺れる様子が放送されました。
このシーンは視聴者に不安を与え、特に安全性に対する懸念が広がりました。
パリオリンピック炎上一覧まとめ!競技関連の炎上
永山竜樹 vs. フランシスコ・ガリゴス
柔道男子60キロ級の準々決勝で、永山竜樹選手が絞め技を受けた際に「待て」がかかったにもかかわらず、相手のガリゴス選手が技を続け、永山選手が意識を失って一本負けとなりました。
この判定に対して「誤審疑惑」が浮上し、ネット上で大きな話題となりました。
村尾三四郎 vs. ラシャ・ベカウリ
柔道男子90キロ級の決勝で、村尾三四郎選手が残り4秒の場面で技をかけた際、審判の判定によりポイントが認められず、最終的に敗北しました。
この判定に対しても観客からブーイングが起こり、SNSで「誤審ピック」という言葉が浮上しました。
橋本壮市 vs. ガッバ
柔道男子73キロ級の準々決勝で、橋本壮市選手がフランスのガッバ選手に対して僅差で敗北しました。
この試合でも審判の判定が問題視されました。
グラム・トゥシシビリ vs. テディ・リネール
柔道男子100キロ超級の準々決勝で、ジョージアのグラム・トゥシシビリ選手がフランスのテディ・リネール選手に敗北した後、トゥシシヴィリ選手がリネール選手に暴力を振るい、即座に失格となりました。
日本 vs. スペイン(五輪代表)
サッカーの日本対スペインの試合で、FW細谷真大の得点がVAR判定で取り消されました。
細谷のつま先がわずかに出ていたとしてオフサイドとされ、この判定に対してもSNSで「つま先1ミリ出ていたのか」「これでオフサイドはありえない」などの批判が相次ぎました。
日本 vs. フランス(バスケットボール)
男子バスケットボールの1次リーグ第2戦で、日本がフランスと対戦。
試合終了間際に日本の河村勇輝選手がファウルを取られ、フランスにフリースローが与えられました。
この判定によりフランスが同点に追いつき、延長戦の末に日本が敗北しました。
リプレイ映像では河村選手がフランスの選手に触れていないように見え、SNSやスポーツ専門誌でも疑問の声が上がりました。
八村塁のアンスポーツマンライクファウル
バスケットボールの試合で、八村塁選手がアンスポーツマンライクファウルで退場処分となりました。
この判定に対しても海外のバスケサイトやSNSで「ソフトなコール」「ばかげた判定」と批判が続出しました。
柔道混合団体戦のルーレット抽選
柔道混合団体戦の決勝で、日本とフランスが3勝3敗となり、代表戦に突入しました。
この際、コンピューターによるルーレット形式の抽選が行われ、90キロ超級の試合に決定しました。
この結果、フランスのテディ・リネール選手が選ばれ、日本の斉藤立選手と対戦し、リネール選手が勝利しました。
SNS上では「ズルーレット」「インチキスロット」などの批判が相次ぎ、不正疑惑が浮上しました。
パリオリンピック炎上一覧まとめ!運営・施設関連の炎上
セーヌ川の水質問題
オープンウォータースイミングの会場となるセーヌ川の水質が基準を満たさず、テスト大会が中止になるなどの問題が発生しました。
この問題は、環境保護や選手の健康に対する懸念を引き起こしました。
選手村の設備不備
一部の選手から、選手村の設備(特にエアコン)が不十分だとの苦情が出ました。
これに対して、運営側は迅速に対応を行いましたが、選手の快適な生活環境の確保が課題となりました。
パリオリンピック炎上一覧まとめ!政治・社会問題の炎上
韓国と北朝鮮の国名誤り
開会式で韓国の選手団が北朝鮮として紹介される重大なミスが発生しました。
韓国の聯合ニュースは、「北朝鮮だけ2回入場した荒唐無稽な開会式」と批判しました。
韓国政府はこのミスに対して強い抗議を行い、IOCのトーマス・バッハ会長は韓国の尹錫悦大統領に対して謝罪しました。
労働争議
大会準備に関わる労働者のストライキや抗議活動が行われ、一部の作業に遅れが生じました。
これにより、大会運営に影響が出ることが懸念されました。
まとめ
パリオリンピックでは、開会式から競技運営、施設の問題に至るまで、様々な炎上事例が発生しました。
これらの問題は、国際的なイベントの運営や演出の難しさを浮き彫りにしました。
特に審判の判定や選手の扱いに対する信頼性や公平性が問われ、多くの議論を呼びました。
今後の大会運営においては、これらの教訓を活かし、より良い環境を提供することが求められます。