2024年パリオリンピックでの柔道女子52キロ級に出場した阿部詩選手。
阿部詩選手は兄・阿部一二三選手とともに連覇を目指していましたが、2回戦で敗退。
その後、感情を抑えきれずに号泣しました。
この記事では、阿部詩選手がなぜここまで泣いたのか、その背景と経緯について詳しく解説します。
阿部詩の試合内容
阿部詩選手は1回戦でカナダの出口ケリー選手に対して貫録の一本勝ちを収めました。
しかし、2回戦で世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ選手(ウズベキスタン)と対戦。
序盤は互いに指導を受ける展開の中、阿部選手が先に仕掛け、開始2分14秒で得意の内股で技ありを奪いました。
これで試合を優位に進めていたはずでした。
しかし、開始3分4秒で相手の谷落としに背中から畳に落ち、一本負けを喫しました。
この瞬間、阿部選手はぼう然とした表情で頭を抱え、その後、畳を降りて号泣しました。
連覇を目指していた彼女にとって、この敗戦は非常に大きなショックだったかもしれません。
阿部詩が号泣した理由
勝利への期待と重圧
阿部詩選手は東京オリンピックで金メダルを獲得し、パリオリンピックでも連覇を目指していました。
この期待と重圧は非常に大きなものでだったと思います。
阿部詩選手は試合を優位に進めていたにもかかわらず、最後の瞬間に逆転負けを喫しました。
この結果に対するショックの大きさが、彼女の号泣の一因となったのかもしれません。
実際インタビューでは以下のように答えています。
「普段の試合と違った緊張感があって、絶対に勝ちにいかないといけないという…気持ちがすごく強くて」と言葉を詰まらせ、「そのプレッシャーに負けてしまった自分と。異変を感じることはなかったですけど、またしっかり落ち着いて、自分自身を振り返ってみたいなと思います」と、語った。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/04fc3eaee93c05d0e322c2f30e99c6cf6d636a10
努力と準備の結晶
阿部選手はこれまでのキャリアで多大な努力を積み重ねてきました。
特に今回のオリンピックに向けては、兄と共に連覇を目指して厳しいトレーニングを続けてきました。
その努力が実らなかったことへの悔しさが、涙として表れたと考えられます。
「本当に悔しいという一言。五輪という舞台で勝ちきれなかった私自身がすごく弱いんだなという気持ちです」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/04fc3eaee93c05d0e322c2f30e99c6cf6d636a10
と語っています。
阿部詩が号泣
敗戦後、阿部詩選手はぼう然とした様子で畳を下り、その場に崩れ落ちました。
コーチの胸にしがみつき、大号泣しました。
しばらくその場を動けなかった阿部選手に対して、場内からは「ウタ、ウタ」のコールと拍手が響きました。
SNS上でも、阿部詩選手の号泣に対する反応が多く見られました。
「見てるこちらも思わず涙」「もらい泣きした」という声が多く、彼女の感情に共感するコメントが多数寄せられました。
当時の心境をこのように語っています。
試合直後の涙については「この五輪という大会にいろんな思いをもって、すべてを賭けてこの1日のためにやってきた。負けた瞬間はあんまり冷静に自分を保つことができなかった」と振り返り
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/04fc3eaee93c05d0e322c2f30e99c6cf6d636a10
阿部詩のパリオリンピック号泣はみっともない?
阿部詩選手の号泣に対して共感・好意的な意見が大半ですが、中には「みっともない」と思う人もいたようです。
ヤフー知恵袋の総合ランキングでは阿部詩さんの号泣関連の質問が並んでおり、マイナスな意見も結構多いようです。
Xでも心無い声があるようですね…。
先ほども解説していますが、それだけ重圧がすごかったことの裏返しかと思います。
阿部詩選手はまだ24歳ですし、そんな厳しい言葉をかけなくてもいいんではないかと思いますね。
私は阿部詩選手が号泣している背景を考えてもらい泣きしましたし、全くみっともないとは思いませんでした。
まとめ
阿部詩選手がオリンピックで号泣した背景には、勝利への期待と重圧、努力と準備の結晶などが複雑に絡み合っていたのかもしれません。
彼女の涙は、これらの要因が重なり合った結果であり、その感情の爆発は多くの人々に共感を呼びました。
阿部詩選手にはネガティヴな声に負けずがんばってほしいです。