元NEWSのメンバーで現在はタレント・歌手として活躍する手越祐也さんが、格闘技イベント「超RIZIN.3」での国歌斉唱を辞退することとなりました。
この決定の背景には、選手からの反発やSNS上での誹謗中傷が大きく影響しています。
本記事では、手越祐也さんが国歌斉唱を辞退するに至った経緯と、その背景にある問題について詳しく解説します。
手越祐也の国歌斉唱決定とその背景
「超RIZIN.3」のメインイベントである朝倉未来さん対平本蓮さん戦の前に、手越祐也さんが国歌斉唱を行うことが発表されました。
RIZINの榊原信行CEOが手越祐也さんにオファーを出し、手越祐也さんもこれを快諾しました。
手越祐也さんは「自分の大好きな格闘技、注目の一戦に花を添えられるのであれば、是非」という思いでこの役割を引き受けました。
しかし、この決定は事前に選手サイドへの説明が不足していたため、大きな反発を招くこととなりました。
特に、メインイベントの出場選手である朝倉未来さんと平本蓮さんからの反応が注目を集めることとなりました。
手越祐也のRIZIN歌唱中止は朝倉未来・平本蓮とトラブル?DM画像
平本蓮さんの反応
平本蓮さんは、手越祐也さんが国歌斉唱を行うことに対してSNSで反対の意見を表明しました。
平本蓮さんは「国歌斉唱は辞めてほしい」と投稿し、さらに手越祐也さんの出演辞退を求めるダイレクトメッセージも送ったことを明らかにしています。
平本蓮さんが手越さんに送ったDM。
朝倉未来さんの反応
朝倉未来さんは自身のX(旧ツイッター)で「試合前の国家斉唱とかはなしにしてください リングに上がったらすぐ戦いたい」と要望を出しました。
SNS上での誹謗中傷
手越祐也さんが国歌斉唱を引き受けたことが発表されると、SNS上で多くの誹謗中傷やヘイトメッセージが手越祐也さんに向けられる事態となりました。
これにより、手越祐也さんは精神的な負担を感じることとなりました。
手越祐也の辞退決定とその理由
手越祐也さんは、選手やファンからの反発を受けて、自ら国歌斉唱を辞退することを決定しました。
手越祐也さんは
あくまで試合や選手が主役。
ボクは少しでもそれを盛り上げられればという思いで引き受けた。
しかし、それが望まれていないのであれば今回の国歌独唱は辞退させてほしい
と述べました。
RIZINの運営側も、この状況を受けて手越祐也さんと協議を行い、最終的に国歌斉唱の中止を決定しました。
運営側は「手越祐也さんや手越祐也さんのファンに悲しい思いをさせてしまったことを押し通して、これを完遂するという判断には至りませんでした」と述べています。
RIZINの対応と謝罪
RIZINは公式X(旧ツイッター)で「朝倉未来さんvs平本蓮さん戦における国歌独唱の件に関して」とのタイトルで文書を投稿し、事態の経緯と謝罪を表明しました。
運営側は手越祐也さんと手越祐也さんのファンに向けて謝罪し、手越祐也さんへの誹謗中傷をやめるように訴えました。
また、希望者にはPPVの返金対応を行うことも発表しました。
まとめ
手越祐也さんが「超RIZIN.3」での国歌斉唱を辞退した理由は、主に選手からの反発とSNS上での誹謗中傷が大きな要因でした。
朝倉未来さんと平本蓮さんの両選手が反対の意見を表明し、これがSNS上での批判を増幅させる結果となりました。
手越祐也さんは「自分の大好きな格闘技、注目の一戦に花を添えられるのであれば、是非」という思いで国歌斉唱を引き受けましたが、選手やファンからの反発を受けて辞退することとなりました。
RIZINの運営側もこの状況を重く受け止め、手越祐也さんの国歌斉唱を中止することを決定しました。
この一連の出来事は、SNSの影響力の大きさと、それによって引き起こされる問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。
今後は、イベントの企画段階での関係者間のコミュニケーションの重要性や、SNS上での誹謗中傷への対策が課題となるでしょう。